平成最後の退職ブログ

平成最後の退職ブログ

この記事は書き手である bannzai が「平成最後の退職ブログってエモいなあ」と思い 平成最後の退職ブログ というタイトルのブログを書きたいがために書く退職ブログである。

株式会社Asobicaを辞めました。

2018年1月から創業したスタートアップ 株式会社Asobica平成最後の日 である 2019/04/30 をもって退職する事になりました。
最終出社という点では有給消化やGWもありもっと前に終わっているのですが、平成最後の日 であるこの日が正式な退職日となります。 Asobica やそこで開発しているサービスである fever についてはおそらく知名度はさほど高くはなく、ナニソレ感があるかもしれませんがここで事業内容を説明する気はないので、興味がある方はggってください。とはいえ少し驚いたのが国内ではあまり開拓されていない領域でありながら案外サービスが知られているな。って驚いたことも数回あったのでもしかしたらご存知の方はいるかも知れませんね。

何をやっていたの

さて、私が Asobica, ひいては fever というサービス開発で行ってきたことをつらつらと書いていきます。
ちなみにAsobica に転職する前は違う会社に居ました。その時の退職ブログをnoteの方に書いてあるので良かったらどうぞ。(若い頃の俺こんな事書いてたんだ)
株式会社マネーフォワードを退職して新しい環境でチャレンジします

このブログでも軽く書いてあるのですが働き方としてはリモートワークで開発に集中できる環境でした。 コミュニケーションも週に1度出社してそこで取っていきました。僕は基本オンラインベースでコミュニケーションを取っていくってスタンスで働いていきました。 技術スタックについてはサービスに関してのことを広くやっていきました。

まあスタートアップあるあるなのですが、技術者で言うと一つのことをガッツリ深掘りする。というよりはメイン(iOS)はあるけど、必要であれば他の部分も適宜手伝いないし主軸となって開発する。と言った具合の環境でした。しかし、なんでもやる。というよりは僕だったら技術部分に関しては手広く手を付ける。ビジネスサイドや法律周りもウォッチはしていましたが、他のメンバーがそれを担ってくれていました。iOSアプリについてはデザイナーが居ない状態だったため僕の裁量に大体任されていたってiOSアプリのフロント部分を作っていきました。

まだ導入事例が少ないときにGraphQLを使用してのAPI設計やクライアントアプリの実装を共にでき。Goを使ってのサーバーサイドアプリケーションの設計、Dockerを用いた開発。といった内容をチャレンジさせてもらってとても技術的に楽しめた1年でした。
一人でこなす量や範囲が広い分普段そんなにやってなかったことを業務レベルでやれたことはとても良かったです。

僕は技術者として技術やコーディングを楽しみたいと考えています。
その点でいうと Asobica では比較的自分のペースでやらせてもらえたし、上述したように技術に対しての裁量は任せてもらえて満足しています。

なんで辞めたの

これがすべてではないのですが、あえて創業期間もないスタートアップにジョインしたという点に注目してお話します。
まず Asobica に入った大きなきっかけの一つに fever という当時はエッジが効いていたサービス内容に惹かれた部分がありました。 しかし、何度かサービスの方針が変わったりとか諸々の事情ピボットを繰り返しました。本来想定していたサービスとは表面上は結構異なる部分が出てきて少し寂しさを覚えてしまった部分があります。表面上 と言ったのはサービスとして解決したい課題は CEO の中ではブレずにチャレンジをしていったとは思うのでこういう言葉を使用しています。

また小さな組織の楽しさの一つに相談事をパッと相談してパッと決める。決めた内容はもちろん敬意含めて記録しておくのですが、小さい組織故に大掛かりなMTGを開く機会も必要なく、それでいて全体の状況をなんとなくでも把握して置けるのはとてもやりやすく自分も何か思いついた時に発言できるのはとても良いものだ。と思っていました。

ただ、これは僕にも原因はあると思うのですが、ほとんど僕はフルリモートで働いていてコーディング等にはとても集中できたのですが、いかんせん社内で直接会話したような決定事項に付いて追いつくことができていませんでした。これは創業間もない会社にフルリモートの社員と出勤する社員がいるなかで求めすぎた要件だったかも知れないな。と今では思っています。会社にフルリモートを受け入れるくらい情報格差が生まれない仕組みを作ることができればよかったのですが、ここは少し後悔していますね。

とはいえ、学べることや後悔したこともあり次に活かそう。と考えていたり、自分はどういう組織だと動きやすいのか。と言った点がより言語化もできるような体験もできました。 Asobica で経験したことを次に活かしたいと思います。

最後に

ネタブログのつもりが割と真面目なことを書いてしまった。。。
平成最後にやること多くて少し中途半端な終わり方ですが今後のこともどこかのタイミングで書いていこうと思います。

bannzai 先生の次回作にご期待下さい。

おしまい(^o^)/